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MAZDA3 BP5P 車検
2022年10月3日整備実績

 

☆★☆ 車検整備車両紹介 ☆★☆

・車名 MAZDA3
・型式 BP5P
・距離 47,000km

 

 

☆★☆ 整備前点検 ☆★☆

 

♢走行点検

・ハンドル操作
・走行中の異音
・エンジンの加速具合
・ブレーキの効き具合
・サイドスリップ

等を点検しています。

 

♢エンジンコンピューターを診断機で点検

車のエンジンはコンピューターで制御されています。
目視や触って点検してもわからない部分が多々あります。
診断機を使えば、今現在異常があるかどうか、また過去に異常があったかどうか調べる事ができます。

診断機を車のコンピューターに接続。
国産車にはDENSOのDST-iを使用、輸入車にはBOSCHのKTS540で診断しています。
※写真はイメージです

以下が診断結果の画面です。
全システムに故障コードなし」でした。

 

♢ライトの点検

・各ライトの点灯
・ライトが割れていないかどうか

等を点検しています。

 

♢ワイパー点検

・拭きムラ
・ビビリ
・亀裂
・ガタ
・ウォッシャー液の吹出位置、量

等を確認しています。

 

♢室内点検

・サイドブレーキの効き具合
・メーター内警告ランプの点灯
・ホーンが鳴るかどうか
・各電装品の作動
時計が合っているかどうか
・発煙筒の使用期限
エアコンフィルターの汚れ具合

等を点検しています。

 

♢エンジンルーム点検

・各オイルの汚れ、量、漏れ
・フィルターの状態
・ベルトの状態
等を点検しています。

 

♢バッテリー点検

バッテリーテスターを使い、バッテリーの状態を点検しています。
診断機以外に使用距離、使用期間等も加味して良否を判断しています。
※写真はイメージです

 

♢足回り・下回り点検

・ショックアブショーバーのオイル漏れ
・アームのサビ、ブッシュのヘタリ ・ゴム部品に亀裂や破れが無いか
・ボディにひどいサビが無いか
・マフラーに穴が空いて無いか
・オイル漏れが無いか
等を点検しています。

 

♢タイヤ点検

溝の深さ、偏摩耗や亀裂が無いか等を確認しています。
※写真は片減りしているイメージです

製造されてからの使用期間も確認しています。
※写真はイメージです

1217のうち、
・12・・・下の年の12週目に製造
・17・・・2017年に製造

つまり、2017年の12週目に製造されたタイヤを示しています。
溝の減り具合やヒビ割れだけでなく、使用期間も重要です。

使用期限の限界は6年です。

 

♢車両情報確認

・未実施のリコール、サービスキャンペーンが無いか確認
・車両固有のよくある故障等が無いか確認

 

 

☆★☆ 整備内容 ☆★☆

 

♢エンジンオイル交換

エンジンオイルを交換させて頂きました。
エンジンオイルは6ヶ月毎の交換を推奨しています。
写真は左が新品のオイル、右が使用期間6ヶ月、使用距離が1500kmで取り出した古いオイルです。
使用距離は1500kmほどでも、こんなに真っ黒になってしまいます。
※写真はイメージです

 

♢WAKO'Sエコリフレッシュキット注入

エンジンオイル、冷却水、燃料等が通る通路は必ず汚れていきます。
しかしその汚れを清掃しようとするとなると、エンジンを下ろして分解する等が必要で、金銭的に現実味のない整備となってしまいます。
そういう部分を分解せずに清掃してくれるのがWAKO'Sのエコリフレッシュキットです。
エンジンオイル、冷却水、燃料の3種類の添加剤を注入し、
エンジンオイルの通路の汚れを落とし、冷却水の劣化を防ぎ、燃料の通路の汚れを落として、
更に燃焼室の汚れの除去までしてくれます。
これを車検毎に入れておけば、将来的な故障を予防する事ができます。
WAKO'SのHPのエコリフレッシュ説明ページ→WAKO'Sエコリフレッシュ

 

♢ワイパーゴム交換

ワイパーゴムは1年毎の交換を推奨しています。
亀裂や拭きムラが発生して雨天時の視界が悪いと大変危険です。
※写真はイメージです

亀裂初期段階(ワイパーゴムの端)

亀裂進行後(ワイパーゴムの端)

 

♢キーレスの電池交換

鍵の中には電池が入っています。
持っているだけでOKなタイプは2年毎(車検毎)交換しています。
開閉のみスイッチ、エンジンを掛けるのは差し込んで回すタイプは4年毎交換させてもらっています。
電池には日付を記載してありますので、次回交換時期の目安になります。
※写真はイメージです

 

♢ウォッシャー液補充

車検時はもちろん、1年点検時やオイル交換時もサービスで補充させて頂いてます。
冬場、0℃を少し下回る地域にお住まいのお客様もいらっしゃるので、
凍結温度-5℃のものを使用しています。

 

◇バッテリー充電

ACDelcoの充電器でバッテリーを充電させて頂きました。
バッテリーが劣化する主な原因はサルフェーションです。
この充電器はサルフェーションを除去しつつ充電できるという特徴があります。
サルフェーションを除去し、満充電状態を保つ事で寿命を延ばす事ができます。
表示がFULLになるまで充電させてもらいました。
CCA値が460Aから590○Aまで回復しました!
(※ハイブリッド車の場合、メインバッテリーではなく補機バッテリーの充電です)
※写真はイメージです

 

◇タイヤ窒素ガス充填

タイヤへは窒素ガスを充填させてもらっています。
空気中の75%は窒素、残りの25%は酸素ですが、窒素に比べて酸素の方がタイヤゴム透過率が高く、空気圧低下の原因です。
窒素ガスのみを充填することにより空気圧低下しにくくなり、将来的なタイヤ空気圧不足による燃費の悪化を防ぎます。

 

♢エアコンフィルター交換

室内のエアコンにはフィルターが装着されています。
汚れてきていたので新品に交換させて頂きました。
汚れたまま使用すると、異臭やエアコンの故障に繋がってしまいます。
※写真はイメージです

 

◇ミッションオイル交換

ミッションオイルを交換させて頂きました。
3万キロ毎の交換をオススメさせて頂いております。
左が新しいオイル、右が古いオイルです。
※写真はイメージです

 

◇吸排気バルブ洗浄

エンジンのインテークバルブとエキゾーストバルブの汚れ洗浄させて頂きました。
泡状の洗浄剤をエンジン内部に噴射して洗浄しています。
これによりRECS以上の洗浄効果を期待できます。

 

♢ブレーキオイル交換

車検時、必ずブレーキオイルを交換させて頂いてます。
左が新しいブレーキオイル、右が古いブレーキオイルです。
WAKO'SのDOT4規格のブレーキオイルを使用しています。
※写真はイメージです

 

♢ブレーキ点検整備

※この項目の写真はイメージです

これが自動車のブレーキです。
タイヤを外すと、このような構造になっています。

まずは高圧縮空気で汚れを吹き飛ばします。
汚れが吹き飛ばされる様子の動画です。

次にこの様に分解します。
キャリパー、キャリパーブラケット、ディスクローターを外します。

こちらが外した部品を更に細かく分解したところです。
ひとつひとつ、状態を確認して清掃していきます。

左の部品が清掃後、右の部品が清掃前です。
汚れが溜まってしまうと、ブレーキの効き具合に影響を与えてしまいます。

グリス(固形油)が使用されている部分もあります。
古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗ります。
以下の写真は、そのグリスを白い布で拭き取った写真です。
もともとは白いグリスだったのに、 かなり黒く劣化しているのがわかります。
劣化したまま乗り続けると、ブレーキの効きの悪化の原因になります。

拭き取った部分に新しいグリスを塗り、組付けます。

キャリパーは内部にサビが無いか確認します。

内部にサビが発生しないよう、メタルラバーグリスを注入します。
将来的な固着を予防します。

ピストンを押し込み、内部に沈殿したブレーキオイルの汚れも排出します。

ブレーキオイルの汚れは沈殿しているので、ブレーキオイル交換時はキャリパーを押し込んであげる事が重要です。
左が押し込まずに交換、右が押し込んで交換したブレーキオイルです。

仕上げの動作確認です。
この動作確認のためにもキャリパーのピストンを押し込んでおく必要があります。
この動きがスムーズであればブレーキの状態は万全で、メンテナンス完了です。

 

 

 

☆★☆ 洗車・車内清掃 ☆★☆

・車内全体をエアーブロー
・車内全体を掃除機で掃除
・高圧洗浄機でエンジンルーム洗浄
・高圧洗浄機で手の届かない部分の汚れ落とし
・洗車 ・ホイール磨き ・タイヤワックス(新品タイヤには塗りません)

 

 

 

以上の内容で車検整備をさせて頂きました!

ナリタオートに車検を任せて頂き、本当にありがとうございました!

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