- フィットのプッシュスタートスイッチは修理できます!
- 2020年10月18日こだわり整備
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2020年11月27日 この部品がサービスキャンペーンでの交換対象になりました!
フィット3(GK3、GK4、GK5、GK6、GP5、GP6)って、このプッシュスタートスイッチがよく壊れますよね。
あるある症状としては、
・エンジンが掛かりにくい
・エンジンが止まらない
・鍵のマークのチェックランプが点灯するなどなど。
5台に1台は壊れているイメージで、早ければ新車から5年以内に発生したことも。
これはもうリコールにしていいレベルの故障確率なのでは?と思います。←結局リコールになったで、肝心の部品代は13000円くらい。
工賃入れれば20000円オーバー高すぎる!!!
なので、
なんとか修理できないものか!?
↓↓↓YouTubeでも説明させてもらっています↓↓↓
当然、メーカー側は「非分解」と言います。
ですが!
形あるもの、バラせないわけがない!
早速分解します。
どこが非分解やねん。
なんとなく予想通りの状態になっていました。
接点の黒焦げ。
反応したりしなかったりなので、経験上ですが、怪しいのは接点。
接点を修正します!
何で表面を削ろうか悩みましたが、板金の下地処理につかうタワシを使いました。
これならピンポイントで力を入れられます。
そしてキレイになった接点がこっちら。
美しい♡
削った感ありありですが、結局は接点として作動してくれればいいのです。
削り粉はWAKO'Sの接点復活剤ドライを使います。
こちら、ネーミングがミスっています。
接点の表面を復活させつつ、洗浄するのがこの製品の目的。
よく読んでみるとそう書いてあります。
ほんと、WAKO'Sはネーミングセンスが悪い。
そして組付け前に、これまたWAKO'Sの接点復活剤ウェットを塗布。
このウェットもネーミングミス。
こちらは接点を復活させつつ、接点まわりを保護する役割。
よく読めば書いてあります。
WAKO'Sさんにはネーミング変更を要望していますが、聞く耳持たずな感じですね。
これで組み上げれば症状は完治していると思われます!
”接点が故障原因だったら”ですが。
フィットに限らず、他のプッシュスタートスイッチタイプのホンダ車にも応用できる内容ですし、なんなら他社メーカーでも応用が効きます。
日産のデイズもこの方法でスイッチ修理できました。ご参考になれば!