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キャリパー固着の早期発見と予防
2018年7月25日こだわり整備

キャリパーの固着は早期発見できるのか?

 

そして予防することは可能なのか?

 

キャリパーの固着修理をするたびに疑問に思っていました。

 

先日ご縁があり、小山自動車さんで勉強させて頂き、その時に質問させて頂いたところ、それはもう気持ち良く120%解決する答えを頂きました。
点検の時に一工夫するだけの事でした。
基本的な点検の内容からして桁違いのメンテナンスで、本当に目からウロコなことをたくさん教えて頂けました。
本当にありがとうございました!

 

その内容をまとめて記事と動画にさせて頂きました。
動画はこちらです。

 

 

 

車検時に一工夫実施します。
まずはキャリパーを外します。

 

ここで早期発見のテクニック
ダストカバーをめくって、内部チェックです。

 

って、この状態では内部が見えず、何もできません。
そこでブレーキを何回か踏み、ピストンを押し出します。
(押し出しすぎに注意)

この状態でダストカバーをめくると・・・
奥の方までまるみえです♡

 

固着の主な原因はピストン表面のサビです。
次の写真の左がサビてしまったピストン、右が新品のピストンです。
サビはブレーキパッドを押す面の方に発生します。

 

つまり、ダストカバーをめくって見える範囲内にサビが見えるので、早期発見する事ができるということです。
なんか、すごく単純な事だなって思いましたが、学校では教わらなかったし、僕に車検を教えてくれた人もやってなかったし、とあるディーラーの現場も見させてもらった事がありますが、ここまでチェックしていませんでした。
今では車検時はかならずこのピストンのサビチェックを実施させてもらっています。

 

そして次に予防テクニックです。
ダストカバーをめくった状態で、エアゾールグリスを流し込みます。
ナリタオートが使用しているのはメタルラバーというエアゾールです。

 

ピストンがサビてしまう原因、それは空気(酸素)が表面に触れてしまうから
あ、あたりまえですよね・・・
それを防ぐために、表面をグリスでコーティングしてあげるとの事です。

 

まんべんなく、全体に。

 

これって、ドラムブレーキのホイールシリンダーにはよくやるメンテナンスです。
ホイールシリンダーではやるのに、キャリパーではやならいって、なぜなんでしょうか?

ちなみにこれらの作業は、昔は基本中の基本のメンテナンス内容だったそうです。
メッキ処理による対腐食性の向上、シール類の耐久性の向上、それに伴った安くて早い車検の誕生等、いろんな要素があったのか、メンテナンス内容はどんどん少なくなっていったそうです。

 

それで仕上げに、押し出してしまったピストンを押し込まなければなりません。
ピストン内のフルードの汚れもキャリパー固着の原因のひとつなので、フルードを交換しつつ、押し込みます。
(過去の記事で説明した記事があります)

 

車検ではどうせブレーキフルードは交換するので、ちょうどいいですよね。
エアゾールのせいでダストカバーは膨らんでいるし、押し込めば更に膨らむので、隙間をつくりながらピストンを押し込む方がいいですね。

 

特にスズキのフロントブレーキですが、こんなに汚れたフルードが出てきます。

 

以上、ここまでやればキャリパーの固着は早期発見ができるし、予防もバッチリできますね!
とても単純な内容だと思いましたが、実践するかしないかでは大きな違いです。
上の方でも書きましたが、今、ナリタオートではこのメンテナンスを車検で実施しています。
(キャリパーの構造上、実施しない場合もあります)

今後も良い整備ができるよう、もっと勉強していきます!