- ティーダ C11 車検
- 2018年3月9日整備実績
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☆★☆ 車検整備車両紹介 ☆★☆
・車名 ティーダ
・型式 C11
・距離 89,000km☆★☆ 整備前点検 ☆★☆
♢走行点検
・ハンドル操作
・走行中の異音
・エンジンの加速具合
・ブレーキの効き具合
・サイドスリップ等を点検しています。
♢エンジンコンピューターを診断機で点検
車のエンジンはコンピューターで制御されています。
目視や触って点検してもわからない部分が多々あります。
診断機を使えば、今現在異常があるかどうか、また過去に異常があったかどうか調べる事ができます。診断機を車のコンピューターに接続。
以下が診断結果の画面です。
「全システムに故障コードなし」でした。
♢ライトの点検
・各ライトの点灯
・ライトが割れていないかどうか等を点検しています。
♢ワイパー点検
・拭きムラ
・ビビリ
・亀裂
・ガタ
・ウォッシャー液の吹出位置、量等を確認しています。
♢室内点検
・サイドブレーキの効き具合
・メーター内警告ランプの点灯
・ホーンが鳴るかどうか
・各電装品の作動
・時計が合っているかどうか
・発煙筒の使用期限
・エアコンフィルターの汚れ具合等を点検しています。
♢エンジンルーム点検
・各オイルの汚れ、量、漏れ
・フィルターの状態
・ベルトの状態等を点検しています。
♢バッテリー点検
バッテリーテスターを使い、バッテリーの状態を点検しています。
診断機以外に使用距離、使用期間等も加味して良否を判断しています。
詳しい診断方法はこちらの記事をご覧下さい→バッテリーの診断方法
※写真はイメージです
♢足回り・下回り点検
・ショックアブショーバーのオイル漏れ
・アームのサビ、ブッシュのヘタリ ・ゴム部品に亀裂や破れが無いか
・ボディにひどいサビが無いか
・マフラーに穴が空いて無いか
・オイル漏れが無いか等を点検しています。
♢タイヤ点検
溝の深さ、偏摩耗や亀裂が無いか等を確認しています。
※写真は片減りしているイメージです
製造されてからの使用期間も確認しています。
※写真はイメージです
1217のうち、
・12・・・下の年の12週目に製造
・17・・・2017年に製造つまり、2017年の12週目に製造されたタイヤを示しています。
溝の減り具合やヒビ割れだけでなく、使用期間も重要です。使用期限の限界は6年です。
♢車両情報確認
・未実施のリコール、サービスキャンペーンが無いか確認
・車両固有のよくある故障等が無いか確認☆★☆ 整備内容 ☆★☆
♢エンジンオイル交換
エンジンオイルを交換させて頂きました。
エンジンオイルは6ヶ月毎の交換を推奨しています。
写真は左が新品のオイル、右が使用期間6ヶ月、使用距離が1500kmで取り出した古いオイルです。
使用距離は1500kmほどでも、こんなに真っ黒になってしまいます。
※写真はイメージです
♢WAKO'Sエコリフレッシュキット注入
エンジン等の内部はメンテナンスする事が不可能です。
そういう部分をキレイにしてくれるのがWAKO'Sのエコリフレッシュキットです。
エンジンオイル、冷却水、燃料の3種類の添加剤を注入し、
エンジンオイルの通路の汚れを落とし、冷却水の劣化を防ぎ、燃料の通路の汚れを落として、
更に燃焼室の汚れの除去までしてくれます。
これを車検毎に入れておけば、将来的な故障を予防する事ができます。
WAKO'SのHPのエコリフレッシュ説明ページ→WAKO'Sエコリフレッシュ
♢ワイパーゴム交換
ワイパーゴムは1年毎の交換を推奨しています。
亀裂や拭きムラが発生して雨天時の視界が悪いと大変危険です。
※写真はイメージです亀裂初期段階(ワイパーゴムの端)
亀裂進行後(ワイパーゴムの端)
♢キーレスの電池交換
♢ウォッシャー液補充
車検時はもちろん、1年点検時やオイル交換時もサービスで補充させて頂いてます。
冬場、0℃を少し下回る地域にお住まいのお客様もいらっしゃるので、
凍結温度-5℃のものを使用しています。
♢エアコンフィルター交換
室内のエアコンにはフィルターが装着されています。
汚れてきていたので新品に交換させて頂きました。
汚れたまま使用すると、異臭やエアコンの故障に繋がってしまいます。♢エアーエレメント交換
エンジンは空気を吸い込んでいますが、
その吸い込んだ空気を一度フィルターを通してキレイにしています。
そのフィルターをエアーエレメントと呼びます。
汚れてきてしまっていたので新品に交換させて頂きました。♢スパークプラグ交換
スパークプラグはガソリンに着火するとても重要な部品です。
交換時期(10万キロ毎)が近づいていたため、
新品に交換させて頂きました。
ティーダはスパークプラグ交換の為に外さなければならない部品が多く、それらの部品の脱着の際に交換んが必要になるパッキンがります。◇バッテリー交換
かなり弱ってきていたので交換させて頂きました。
♢スロットル清掃
アクセルを踏み込むと回転する部品がスロットルです。
この部品は汚れやすい為、定期的(5万キロ毎)に清掃する必要があります。
清掃しないまま乗り続けると、アイドリング時にエンジン不調になってしまいます。※写真はイメージです
清掃前
清掃後
汚れを拭き取ったウエス
♢RECS施工
エンジン内部の手の届かない部分の汚れを除去してくれます。
スパークプラグ交換時や10万キロ前後走破されたお車に施工させてもらっています。
エンジンの燃焼室内を新車状態に近づけ、燃費の改善等が期待できます。詳しい説明はWAKO'Sのホームページをご覧下さい → WAKO'SのRECS説明ページ
点滴の様にRECSの液を注入後の排気ガスです。
※動画はイメージです♢ブレーキオイル交換
車検時、必ずブレーキオイルを交換させて頂いてます。
左が新しいブレーキオイル、右が古いブレーキオイルです。
WAKO'SのDOT4規格のブレーキオイルを使用しています。
※写真はイメージです
♢ブレーキ点検整備
※この項目の写真はイメージです
これが自動車のブレーキです。
まずは高圧縮空気で汚れを吹き飛ばします。
汚れが吹き飛ばされる様子の動画です。次にこの様に分解します。
こちらが外した部品です。
ひとつひとつ、状態を確認して清掃していきます。
左の部品が清掃後、右の部品が清掃前です。
汚れが溜まってしまうと、ブレーキの効き具合に影響を与えてしまいます。
グリス(固形油)が使用されている部分もあります。
古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗ります。
以下の写真は、そのグリスを白い布で拭き取った写真です。
もともとは白いグリスだったのに、 かなり黒く劣化しているのがわかります。
劣化したまま乗り続けると、ブレーキの効きの悪化の原因になります。
拭き取った部分に新しいグリスを塗り、組付けます。
こちらはキャリパーのピストンを押し込んでいる写真です。
点検時に押し込んで動かしてあげる事で、固着の発生を防ぎます。
仕上げの動作確認です。
この動作確認のためにもキャリパーのピストンを押し込んでおく必要があります。
この動きがスムーズであればブレーキの状態は万全で、メンテナンス完了です。♢後ろ側のブレーキ点検整備
※この項目の写真はイメージです
これが後ろ側のブレーキです。
まずはドラムと言うカバーを外します。
次に高圧縮空気で汚れを吹き飛ばします。
汚れが吹き飛ばされる様子の動画です。このタイプのブレーキは以下の写真の部分からオイル漏れが発生してしまう事が多いので、ゴムカバーをめくって漏れが無いか確認しています。
ブレーキシューという重要部品の動きをよくするためにグリスという油を塗ります。
ブレーキシューとドラムの隙間調整をしています。
この様に歯車の様なものをカチカチと回して調整します。
この調整を行うとブレーキの効きが良くなります。
つでにサイドブレーキの踏みしろ(引きしろ)も少なくなります。最後にブレーキシューの動きを確認し、点検整備完了です。
☆★☆ 洗車・車内清掃 ☆★☆
・車内全体をエアーブロー
・車内全体を掃除機で掃除
・高圧洗浄機でエンジンルーム洗浄
・高圧洗浄機で手の届かない部分の汚れ落とし
・洗車 ・ホイール磨き ・タイヤワックス(新品タイヤには塗りません)以上の内容で車検整備をさせて頂きました!
ナリタオートに車検を任せて頂き、本当にありがとうございました!
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