- フルラーダ
- 2017年3月5日フルラーダ
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フルラーダ・・・
それはフルカワが作った
失敗作のレース専用サポートAI。カワベとの数々のレースでデッドヒートを繰り広げてきたらしい。
現在はVer.2が運用されているため、
役目を終えた初代フルラーダはミケの元に・・・
第1話から読む
※※※ 以下詳細 ※※※
正式名称 FCS-001k Full_rada
フルラーダはフルカワ(自称 天才 マジ凄い 偉い イケメン)が開発した高度な成長学習機能を備えたサイバーシステム(CS)用のスーパーニューロコンピュータである。
フルカワとカワベのふたりはとても仲は悪いが、1000分の1秒でも早く走れる技術や情報は全て共有するという、敵視しつつもお互いを尊重し高め合う関係であり、フルラーダはカワベの車両へ提供されていた。
そして世界最速を掛けたレースでお互いフルラーダ(カワベはFCS-001k、フルカワはFCS-001f)を使い、激しいバトルを繰り返していた。
そんなフルラーダの特徴(レースレギュレーションでもある)の一つとして、ドライバーの登録システムを持っており、登録された一人のドライバー以外は運転することが出来ない。レース使用終了後、役割を終えたフルラーダからは登録ドライバーが解除された。後にミケが搭乗者として登録されたため、現在はがドライバーとして登録されている。
現在運用されているVer.2のFCS-002と異なる点は、言葉を話したり、感情を理解できるなど、キャラクターとしての個性を持っていることである。個性をもたせた事により「気が散る」という欠点があったため、002で廃止された。
(フルカワは自身が使用していた001を002へとアップグレードし、カワベは001を引退させて002を新たに製作した)また、軍事目的での利用を恐れたフルカワ(五億年に一人の奇跡)は、フルラーダの移植を防ぐためのプロテクタと、それを解除するためのシステム転送用のソフトと「ユメヲジツゲンスルタメニイキル」というパスワードを持たせた。
と、フルラーダは自分でぶつぶつ言っている。どこまでが正しいのか。
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