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タント LA650S 1年点検
2022年7月23日整備実績

 

☆★☆ 1年点検整備車両紹介 ☆★☆

・車名 タント
・型式 LA650S
・距離 10,000km

 

 

☆★☆ 整備前点検 ☆★☆

 

♢走行点検

・ハンドル操作
・走行中の異音
・エンジンの加速具合
・ブレーキの効き具合
・サイドスリップ

等を点検しています。

 

♢ライトの点検

・各ライトの点灯
・ライトが割れていないかどうか

等を点検しています。

 

♢ワイパー点検

・拭きムラ
・ビビリ
・亀裂
・ガタ
・ウォッシャー液の吹出位置、量

等を確認しています。

 

♢室内点検

・サイドブレーキの効き具合
・ホーンが鳴るかどうか
時計が合っているかどうか

等を点検しています。

 

♢エンジンルーム点検

・各オイルの汚れ、量、漏れ
・フィルターの状態
・ベルトの状態
等を点検しています。

 

♢バッテリー点検

バッテリーテスターを使い、バッテリーの状態を点検しています。
診断機以外に使用距離、使用期間等も加味して良否を判断しています。
※写真はイメージです

 

♢足回り・下回り点検

・ショックアブショーバーのオイル漏れ
・アームのサビ、ブッシュのヘタリ ・ゴム部品に亀裂や破れが無いか
・ボディにひどいサビが無いか
・マフラーに穴が空いて無いか
・オイル漏れが無いか
等を点検しています。

 

♢タイヤ点検

溝の深さ、偏摩耗や亀裂が無いか等を確認しています。
※写真は片減りしているイメージです

製造されてからの使用期間も確認しています。
※写真はイメージです

1217のうち、
・12・・・下の年の12週目に製造
・17・・・2017年に製造

つまり、2017年の12週目に製造されたタイヤを示しています。
溝の減り具合やヒビ割れだけでなく、使用期間も重要です。

使用期限の限界は6年です。

 

♢車両情報確認

・未実施のリコール、サービスキャンペーンが無いか確認

 

 

☆★☆ 整備内容 ☆★☆

 

♢エンジンオイル交換

エンジンオイルを交換させて頂きました。
エンジンオイルは6ヶ月毎の交換を推奨しています。
写真は左が新品のオイル、右が使用期間6ヶ月、使用距離が1500kmで取り出した古いオイルです。
使用距離は1500kmほどでも、こんなに真っ黒になってしまいます。
※写真はイメージです

 

♢ワイパーゴム交換

ワイパーゴムは1年毎の交換を推奨しています。
亀裂や拭きムラが発生して雨天時の視界が悪いと大変危険です。
※写真はイメージです

亀裂初期段階(ワイパーゴムの端)

亀裂進行後(ワイパーゴムの端)

 

♢ウォッシャー液補充

車検時はもちろん、1年点検時やオイル交換時もサービスで補充させて頂いてます。
冬場、0℃を少し下回る地域にお住まいのお客様もいらっしゃるので、
凍結温度-5℃のものを使用しています。

 

◇バッテリー充電

ACDelcoの充電器でバッテリーを充電させて頂きました。
バッテリーが劣化する主な原因はサルフェーションです。
この充電器はサルフェーションを除去しつつ充電できるという特徴があります。
サルフェーションを除去し、満充電状態を保つ事で寿命を延ばす事ができます。
表示がFULLになるまで充電させてもらいました。
CCA値が433Aから461Aまで回復しました!
(※ハイブリッド車の場合、メインバッテリーではなく補機バッテリーの充電です)
※写真はイメージです

 

◇タイヤ窒素ガス充填

タイヤへは窒素ガスを充填させてもらっています。
空気中の75%は窒素、残りの25%は酸素ですが、窒素に比べて酸素の方がタイヤゴム透過率が高く、空気圧低下の原因です。
窒素ガスのみを充填することにより空気圧低下しにくくなり、将来的なタイヤ空気圧不足による燃費の悪化を防ぎます。

 

♢ブレーキ点検整備

※この項目の写真はイメージです

これが自動車のブレーキです。
タイヤを外すと、このような構造になっています。

まずは高圧縮空気で汚れを吹き飛ばします。
汚れが吹き飛ばされる様子の動画です。

次にこの様に分解します。
キャリパー、ブレーキパッド、サポートプレートを外します。

こちらが外した部品です。
ひとつひとつ、状態を確認して清掃していきます。

左の部品が清掃後、右の部品が清掃前です。
汚れが溜まってしまうと、ブレーキの効き具合に影響を与えてしまいます。

こちらはキャリパーのピストンを押し込んでいる写真です。
点検時に押し込んで動かしてあげる事で、固着の発生を防ぎます。

仕上げの動作確認です。
この動作確認のためにもキャリパーのピストンを押し込んでおく必要があります。
この動きがスムーズであればブレーキの状態は万全で、メンテナンス完了です。

 

♢後ろ側のブレーキ点検整備

※この項目の写真はイメージです

これが後ろ側のブレーキです。

まずはドラムと言うカバーを外します。

次に高圧縮空気で汚れを吹き飛ばします。
汚れが吹き飛ばされる様子の動画です。

このタイプのブレーキは以下の写真の部分からオイル漏れが発生してしまう事が多いので、ゴムカバーをめくって漏れが無いか確認しています。

ブレーキシューという重要部品の動きをよくするためにグリスという油を塗ります。

ブレーキシューとドラムの隙間調整をしています。

この様に歯車の様なものをカチカチと回して調整します。
この調整を行うとブレーキの効きが良くなります。
つでにサイドブレーキの踏みしろ(引きしろ)も少なくなります。

最後にブレーキシューの動きを確認し、点検整備完了です。

 

 

☆★☆ 洗車・車内清掃 ☆★☆

・車内全体をエアーブロー
・車内全体を掃除機で掃除
・高圧洗浄機でエンジンルーム洗浄
・高圧洗浄機で手の届かない部分の汚れ落とし
・洗車 ・ホイール磨き ・タイヤワックス(新品タイヤには塗りません)

 

 

 

以上の内容で1年点検整備をさせて頂きました!

ナリタオートに車検を任せて頂き、本当にありがとうございました!

☆★☆ 藤枝・島田・焼津で車検ならナリタオート ☆★☆